なにわの怪談師 聞いてみん怪の短編怪談

オリジナルの怪談や都市伝説、不思議な話を発信していきます。

短編怪談 #28 「直感」

夜中、ひとりで車に乗っているとたまに後ろが気になることってありません? そんなときは要注意。 もしかしたら通ってはいけない場所を通り、 そこに居る何かが 乗り込んでしまっているのかもしれません。 人の直感は本来動物と同じぐらい鋭いのですが、 人…

短編怪談 #27 「与吉の國」

某県の山奥には謎の看板があるという。 その看板には「与吉の國」と書いてある。 その昔、与吉という僧侶が 当時そこにあった村を災いから救ったのだとか。 それでその村の英雄となった 与吉は村民に愛されてこの看板が作られたそうです。 ただ、この話には…

短編怪談 #26 「ちょっと変わったワケあり物件」

ワケあり物件の話って よく聞くと思うんですけど、 僕が知り合いのDくんから聞いた話は ちょっと変わってました。 Dくんは学生時代、お金がないので とにかく安い賃貸物件を探していたらしいんです。 それで、ようやく見つけたのが駅から徒歩2分、 バス停が…

短編怪談 #25 「誰かの声」

誰かとの電話越しに、 知らない声が聞こえたことってありませんか? 僕はある人と電話しているときにだけ、 電話相手とは別の人の声が、 毎回聞こえるんです。 それは中学時代から仲の良いYくんとの 電話のときです。 その声は結構な頻度で、 僕の話に相槌を…

短編怪談 #24 「S子のドッペルゲンガー」

これは友人S子の話。 みなさん生き霊って 聞いたことありますよね? 僕の友人は、 ある時期にだけ相当な頻度で 生き霊を飛ばしていたそうです。 そのある時期とは、恋愛が上手くいかず、 気に病んでいた時期でした。 「S子ちゃん今日そこのスーパーおったよ…

短編怪談 #24 「心霊スポットのダム」

心霊スポットに行った時の話。 僕、昔からそういうところにいくの好きで よく連れと行ってたんですよ。 その日もいつものようにノリで行くことに。 行き先は某県のダム。 近くのトンネルを通るときに クラクションを鳴らすと出る…と噂があったのでやってみた…

短編怪談 #23 「ガキの霊」

昨日の話ですが、 階段を歩いているとめっちゃつまづいたんです。 振り返ってみるとそこには、白い手がありました。 やられたな…と思いながら気を取り直し、 階段を降りていくと また目の前にさっきの手がありました。 どう考えても奴は僕を転ばそうとしてま…

短編怪談 #22 「僕の祖母」

僕の祖母は結構見えるらしい。 昔、スナックをやってた頃は “他の人には見えない客”を 相手してたかとが 多々あったそう。 普通に楽しそうに接客し、 そのままお金をもらってお見送り。 レジを閉め、計算した時に 消費量と売り上げの差額で ようやく気づくの…

短編怪談 #21 「トイレに3日間」

水回りって霊的なものが 集まりやすいとか言いますよね。 僕の友人は3日間、 トイレに幽閉されたことがあるらしいんです。 去年の秋頃の話、友人はいつものように 自分の家のトイレに入りました。 用を足して出ようとすると、 何故かドアが開かないのです。 …

20話公開記念 長編怪談 「名前」

知人の身に実際に起きた話。 以下、知人をAとします。 Aは今、偽名を使って生きています。 その理由は3年前に起きた ある出来事がきっかけでした。 3年前、Aは趣味の山登りをしていました。 いつもと同じようにしていた山登りですが、 その日は何かが違いま…