なにわの怪談師 聞いてみん怪の短編怪談

オリジナルの怪談や都市伝説、不思議な話を発信していきます。

短編怪談 #14 「高速道路で」

 

「高速道路で」

 

 

 

これは僕の友達が実際に体験した不思議な話です。

彼はドライブが好きでよく意味もなく

高速道路を走ったりする人でした。

そんな彼がある日

「もう車乗るのやめるわ」と言い出しました。

どうしたのかと尋ねても濁して答えませんでした。

ただ、妙に怯えた様子でした。

その日以来彼は本当に車に乗らなくなりました。

あまりに頑なに乗らないので

これは何か理由があると思い、

本気で聞いてみました

すると話してくれました。

いつものように高速を走っていたら

突然目の前に人影が見えたのだそうです。

ただ、急ブレーキをしても危険だと思い、

やむを得ず車線変更。危なかった…と思い、

前を見ると、なんとまた同じ人影が

目の前に立っていました。

今度は避けることも出来ず

そのまま撥ねてしまいました。

ドーンという衝撃が体中を走りました。

ハザードを焚いて路肩に止まり、

撥ねたであろう場所を見返してみました。

…なにもいません。それどころか車には

傷ひとつついていないのです。

確かにもの凄い衝撃を受けたし、体も痛いのに…

警察を呼ぼうか悩んだそうですが、

あまりに何もないので

呼んでも怒られるだけだと思ったそうで

その日はそのまま帰ったそうです。

 


彼はそれ以来、運転が怖くて仕方がないそうで

今でもあの時の衝撃は

体が覚えているとのことです。

 

 

 

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