なにわの怪談師 聞いてみん怪の短編怪談

オリジナルの怪談や都市伝説、不思議な話を発信していきます。

短編怪談 #21 「トイレに3日間」

 

水回りって霊的なものが

集まりやすいとか言いますよね。

僕の友人は3日間、

トイレに幽閉されたことがあるらしいんです。

去年の秋頃の話、友人はいつものように

自分の家のトイレに入りました。

用を足して出ようとすると、

何故かドアが開かないのです。

どれだけガチャガチャしても、開きません。

すると、トイレの天井から笑い声が

聞こえてきたそうです。

そのときは天井からだとは思わず、

外から誰かがイタズラしてるんだと思い、

怒鳴ったそうです。

しかし、一向に開かない上に、

笑い声も全く聞こえなくなりました。

途方に暮れ、止むを得ずドアを

蹴り壊す決心をしました。

かなり抵抗はありましたが、

意を決し、ドアを蹴りました。

ドアは勢いよく吹っ飛んでいき、

手前の壁に当たりました。

よかった…出られた…と一安心した友人は、

我に帰りました。

ドア…ぶち破ってしまった…。

 


とにかくこのままじゃまずい、

修理を依頼しないとと思った友人は

そのままリビングに行き、携帯を取ります。

 


友人は目を疑いました。

時刻は自分がトイレに入った日から

3日後の17時だったのです。

携帯には仕事先からの連絡や、

家族からの電話などがたくさん来ており、

ひとりひとりに謝罪する

大変な騒動だったと言います。

あの笑い声が、

今回の不思議な体験と

関係があるのかはわかりませんが、

友人は今でもそこに住んでいて

トイレに行くときは鍵は開けっぱなしに、

ドアは半開きにしていると言いますw

 

 

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