なにわの怪談師 聞いてみん怪の短編怪談

オリジナルの怪談や都市伝説、不思議な話を発信していきます。

短編怪談 #24 「心霊スポットのダム」

心霊スポットに行った時の話。

僕、昔からそういうところにいくの好きで

よく連れと行ってたんですよ。

その日もいつものようにノリで行くことに。

行き先は某県のダム。

近くのトンネルを通るときに

クラクションを鳴らすと出る…と噂があったのでやってみた。何も起こらなかった。

つまんねー!と文句を言いながら、

次は車を停めてダムの周辺を歩くことにしかました。

スマホのライトをつけて歩き回ったり、

ダムを覗き込んだりしてると、

ふと10mぐらい先にある橋に目が行きました。

なんと、首を吊った人影が見えたんです。

でた!!!と連れは叫んでましたが僕は、

本物の人なら大変やと思い、

「とりあえず確認しに行こう」と言いました。

連れは腰を抜かして動けずにいましたが、

なんとか引っ張って車に乗り込みます。

そして例の人影が見えたところに到着。

急いで確認しに行きます。

僕たちは目を疑いました。

そこには、人の姿はなく、

何故か輪っかのついた紐だけがぶら下がってました。

連れは一目散に車へ向かって走り出しました。

「ちょ、待って!」僕は叫びながら追いかけました。

やっと追いついたと思ったら

何故か、連れは車の前で座り込んでます。

僕がどうした?と聞くと、

連れ「鍵が締まってる…」

僕「は?そんなわけないやろ」

ガチャガチャ…

本物に鍵が締まってました。

山奥なのもあり、僕たちは開けたまま

飛び出して来たので締まっているわけはないのです。

ただ、今はそんなことを気にしている暇はないので

とりあえず車に乗り込みます。

「これはお決まりのやつか?」と思い、

エンジンをかけます。

エンジンは普通にかかり、ひと安心。

山道を飛ばしました。

よかった、帰れる…そう思っていたのも束の間。

途中、ナビが点滅したり、

進行方向とは逆を指したりし始めました。

こんなときにやめてくれよ…と思った瞬間でした。

「危ないっ!」

そこは崖ギリギリでした。

気がつかないうちに道ではないところを

走っていたのです。

急ブレーキを踏んでいなければ

真っ逆さまに落ちていました。

その後はなんとか、

家に帰ることが出来ましたが、

あの日からドライブが怖いです。

 

 

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