なにわの怪談師 れんれんの怪談ブログ

オリジナルの怪談や都市伝説、不思議な話を発信していきます。

短編怪談 #64 「台風の夜に。」

台風の夜にあった出来事。

5年ぐらい前の夏。

親戚がいる某県が

台風で大変な被害に遭った。

近くの家は全壊し、

親戚の知り合いは亡くなったとも聞いた。

それぐらい甚大な被害があったんです。

幸い、親戚の家は形を保っていたようですが

それでも電気は止まり、水道も止まっていました。

近くの小学校が避難所となり、

校庭にはテントが設置され、

500人近くの住民が集まり、

そこでの生活を強いられることになりました。

夜、静まり返る小学校。

 


午前2時頃でしょうか

どこかから妙な“音”が聞こえてきました。

ザザッザザッと砂の上を何かが引きずる音です。

 


子どもが遊んでいるのか

大人が何かを運んでいるのか…

気にはなりましたが、

これだけ人が居れば

起きて何かをしてる人がいても

おかしくはありません。

 


気にせず寝ようとすると、

うぅ…あぁ…

と今度はうめき声のようなものが

聞こえてきました。

 


「うるさいなぁ」と

若干イライラしつつも、

布団に潜りました。

 


目をつぶっていると

だんだん音が近づいてきているような

感じがしました。

 


ザザッザザッ…

 


あまりにうるさいので

外の様子を見ようと

テントから顔を出すと、

そこには、老婆がいました。

老婆は右手に人間の片足を握りしめて

それをずっと引きずっていたのです。

 


見てはいけない物を見てしまったと思い、

叫びそうになる口を必死に押さえて

布団に飛び込みました。

 


それからしばらく、

黙って目を閉じているうちに

寝てしまいました。

 


気がつくと朝になっていました。

テントから出ると、

なにやら周りの人がザワザワしてます。

 


「痛い!痛い!」

 


誰かがそう騒いでいます。

野次馬をかき分けて

見に行くと、

なんとそこには片足が

引きちぎられたように無くなっている

男性がいました。

 


昨晩見たことを思い出しましたが

あまりの恐怖に言い出すことが出来ませんでした。

 


男性自身は、

朝起きた瞬間に激痛に襲われ

足元を見ると片足が無かったそうです。

 


あの時の老婆は

どうやって夜中に気付かれることなく

足を引きちぎったのでしょうか。

そしてその目的は…?

 


その日からテントでの生活中は

まともに寝ることが出来ませんでした。

 


今はなんとか普通の生活に

戻ることができましたが、

あの日の光景は今でも鮮明に覚えています。

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