なにわの怪談師 れんれんの怪談ブログ

オリジナルの怪談や都市伝説、不思議な話を発信していきます。

短編怪談 #71 「友達の家で」

友達に起きた出来事。

Dはもう10年来の友達です。

そんなDが最近、妙に臆病なのです。

どうしたのかと尋ねても

なかなか答えようとせず、

友達としても困ってました。

すると、ある日突然呼び出され、

「おい、お前…霊とか見たことあるか?」

と聞かれました。

僕は気配を感じることはあっても

実際に見たことはないので

そのことを正直に話すと、

Dはこう言いました。

「最近、家の中で誰かが住んでる。でも多分生きた人間じゃない。」

 


「それはどういうこと?」と聞くと、

 


「食いもんが無くなってたり、風呂場に湯が張ってたり、最近では使った覚えのない皿がキッチンに放置されてた。」

 


どう考えても生きた人間だろ

と思ったので、なぜ違うと思うのか聞くと

 


「3日前、カメラを仕掛けてみたんだよ。でも誰も映らなくて、なんでかわからないけど、ノイズが入った一瞬でテーブルの上が散らかった。」

 


そのあともいろいろ試してみたそうですが

どんな方法を使っても誰の仕業なのか

わからなかったそうです。

 


そこで、地元で有名な

霊媒師の方に見てもらうことになり

不安だからと僕も同行することになりました。

 


その人は家の前に着くなり

「あーあの人ね」

と呟きました。

 


霊媒師曰く、窓から見てるそうで

「ははは、厄介な奴を連れてきやがって…みたいな顔してる。」

と彼は不気味に微笑みました。

 


その後、家に上がり

「ちょっと、そこの人こっち来て!」

とかなりラフな感じで霊に話しかけました。

 


「ちょっと2人にしてくれる?」

と霊媒師は言いました。

Dと僕は外に出ると

 


「あー、行く場所がね、無いのね。うんうん。なるほどなるほど…」

と外まで会話が聞こえてきます。

 


30分ほど経った頃、

ガチャっとドアが開きました。

 


「納得してもらったよ。遅くなってごめんね」

と霊媒師は言いました。

続けて、

「私の除霊は一方的に去ることを強要するのじゃなく、話を聞いて自分から成仏できる状態になってもらうことをモットーにしてるの。だからどうしても時間がかかってしまうのよ。」

と。

 


Dはずっと住み着いていた霊はいなくなった

という安心感からかなり安らいだ顔をしてました。

 


「まじで、あいつめっちゃ食うからな…怖いとかよりそこだよ。まったく。でもよかったよ。ありがとうございました。」

と霊媒師にお礼を言うと

霊媒師はその場を後にしました。

 


それからDの家は平穏な日々を取り戻したそうです。

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